体育の日はもちろん1964年の東京オリンピック開会式を記念した祝日ですが当時は秋の彼岸も過ぎた、程よい気候の時に開催されていたのです。

それが今のような酷暑の時期に行われるようになった理由は、オリンピックの最大のスポンサーであるアメリカのTV局が、スポーツ中継の端境期にあたる8月にオリンピック中継を持ってこようと強引に引っ張ったからです。

国際的なイベントは選手たちの体調や健康を留意したうえで、よりよいタイミングで行うのが当然と思ってしまいますが、内実を見れば金も声も盛大に出す者が我を通すというのが実態です。

2020年の東京の夏も、普通に考えれば猛暑のはずで、その中でマラソンだのトライアスロンなどの競技を行うには殺人的なことのように思えます。

何ごとも無ければよいのですが。