後期中間テストは各学年、各教科とも試験範囲に大変な分野を含んでいたので苦しかったと思いますが、それぞれ努力した成果はでていたと思います。失敗したと思う科目もあったでしょうが、全体的には自信を持ってよい結果だったといえるでしょう。

いよいよ冬に差し掛かり、受験の学年はラストスパートの時期に入ってきています。まず、私立、都立ともに必要な英語・数学・国語の基礎力を固めることはもちろんですが、都立に向けて理社の知識の整理も怠ることはできません。

やるべきことが多すぎて、「あれもやらなければ、これもやらなければ・・・」と考え始めるとどうにかなってしまいそうになったり、不安に押しつぶされそうになったりするかもしれません。

そんな時は、肩を上げてからストンと力を抜き、深呼吸して「できないことはできない、だから、やれることをやる」と唱えてみてください。どんな人でも目の前の一つのことしかできないのですから、あれこれ悩むのは実は意味のないことなのです。

では、その「やるべきひとつのこと」をどうやって決めるかですが、それについては自分の気力、体力、集中力と相談して選択するしかありません。やる気に満ちているときは、苦手教科や、得意教科の中でも少しきついジャンルのものを選びます。例えば、気分が乗っているときに数学の図形や関数の大問や、長文読解、難易度の高めの過去問を手掛け、気分が乗らないときは、計算問題、英単語や漢字などをおさらいする、などです。

受験の学年でない人にも以上のポイントは役立つと思うので、実践してみてください。気力の充実しているときに単純な提出課題などに逃げてしまうことは長い目で見ると大きな損失になります。気力のあるときは、普段敬遠しがちな、自分にとってハードルの高い科目に挑戦するように習慣づけましょう。

冬期講習は、今までなかなか手掛けられなかった教科やジャンルについても逃げずに勝負するつもりで参加してください。そして必ず良い結果につなげましょう。

【2017年度冬期講習のお知らせ】

12月25日(月)から1月6日(土)は冬期講習期間となります。

※1月1日・2日・3日を除く

五本木 丸山塾 2017年度冬期講習