受験シーズンに突入しました。

この冬は予防接種を受けてもインフルエンザにかかったケースなどもよく聞く中、健康面で大きな問題なく本番に臨むことができたら、それだけで一つの勝利と言えます。ここまで来たら学力をどうこうよりも心身の健康、安定をしっかり保ち、戦う気力を持って日々過ごすことだけを心がけましょう。

学力についてはみなしっかり仕上がってきていますから、毎日少しずつ確認作業をするくらいで十分です。

◯受験に向けての10のルール

1,試験会場には事前に行っておくこと。

2,過去問は必ずやっておくこと。抑えの学校についても同様です。都立などでは予想問題も市販していますが、それよりとにかく過去問です。

3,持ち物はセットで落ちのないように。消しゴムの予備や腕時計など必須です。会場に時計がないこともありますから。

4,問題を配られ開始の合図があったら、まず問題全体に目を通してください。量と出題傾向に変化があるかをチェックし、解く順番を組み立てましょう。

5,問題の指示を必ずよく読むこと。どんなに学力があってもこれを怠ると点は取れません。

6,一つ一つ解き進む際にチェックし、細かいミスを防ぐこと。英語なら人称・時制、数学なら符号・πの付け忘れなど、自分のやりがちなミスに対し、チェックする目を持ちましょう。

7,時間のかかりそうな問題は後回しにすること。取れるところで迅速に基礎点を確保しましょう。

8,想定外のことは必ず起きると心得てください。今までと全く違う出題形式になったり、見たこともない問題が出たりすることは当然あります。「これは折り込み済み、みんな焦ってるだろうな」と軽く流しましょう。

9,試験中精神的に緊張が高まり過ぎて思考や読解が全くできない状態(いわゆる頭がまっしろというケース)になった場合は、思い切って一回問題から離れ、目をつぶって自分の呼吸に意識を集中させます。深呼吸(息を吐く方に重点を置く!)しているうちに呼吸が落ち着いてきますから、そうなってから問題に戻りましょう。

10,同じ学校の人と一緒に騒いだり、試験後の答え合わせをしたりするのはやめましょう。