暖冬と言われていますが、なかなか冷え込みが厳しく感じられる日もありますね。受験シーズンに突入し、受験生の皆さんは今まで積み重ねてきたことのそうチェックと、心身のコンディション維持に心を砕いていると思います。すでに良い結果が出ている人もいて、本当にお疲れ様、おめでとうと言いたいです。これから本番の人が大部分ですが、普段の力が自然に出せるように、慌てず、焦らず、諦めずに(何か、ドラマで耳にしたセリフですが・・・)日々を送ってください。

最後のセンター試験が終わりましたね。各教科、それほど驚くような出題はなかったように思います。受験生の平均点なども例年とさほどブレがないようでした。それでも個別に見ると、解く側にとって「あれ・・・?」とか「マズイ!」とか感じるポイントは当然あるわけです。

英語に関して言えば、語順整序の問題が若干難しかったかな、というところと、また不要な文を取り除く問題では全て②が正解という意外性がありました。「同じ番号、記号の答えが連続しても、それを理由に選択を変えることはしないように」とは指導していますが、それでも受験生は「これでいいのかな?」と迷いが生じたかも知れませんね。

国語の古文では、誰の動作か、誰の発言かを判断する時に敬語に注意するという基本中の基本でミスが出てしまったケースがあり、「もっとしつこく念押ししておくのだった・・・」と感じました。

多少の失敗は誰にでもあるものです。それを後から振り返れば笑い話、という風になる方向に挽回するチャンスはまだまだあります。大丈夫、寒さが緩んで日差しに暖かさを感じる頃にはみんな進学先も決まって、卒業まえに誰とどこに行こう、とかイキイキしているはずですよ。