後期中間テストの勉強お疲れ様でした。

 寒さを感じる日も多くなってきました。これから寒さが極まっていくその頂点の時期に入学試験が待ち構えています。寒くなる=入試が近づく、という体感を持って、怠りなくその日を迎えられるように過ごしましょう。
 受験生の皆さんは、志望校も大体明確になっていると思いますから、合格に向けて、自分の課題を意識して、少しずつでいいですから着実に克服しながら進んでください。

 過去問については、まだ第一志望の学校のものを手がける時期ではありませんが、抑えの学校などは積極的に解き始めてみましょう。

*過去問を使うにあたっての注意*

①全ての志望校について、出題形式は大体つかんでおくこと。対策となる学習がそれによってかわってくるからです。
国語:記述があるか、古文・漢文・文学史があるか。
英語:リスニングや記述があるか、短問・長文の割合はどうか。
数学:証明などの記述があるか、特殊な出題はあるか。
全般:解答は普通の形式か、マークシートか。

②過去問は最も頼りになるもので、繰り返し見直すべきものです。くれぐれも直接書き込みはしないでください。

③第一志望は後に、第二・第三志望は先に、年度は昔のものから順に。

④細切れにせず、最低でも一教科一年分をきちんと決めて、中断せずに一回で解くこと。

⑤時間切れになったら、筆記用具の色を変えて最後まで解くこと。解く力がないのか、スピードだけが問題なのかを明確にするためです。

都立校志望の人は、今年の出題範囲の縮小については知っていると思います。中学のカリキュラムの関係から、理科の天体とか、英語の関係代名詞は(都立入試の範囲から外れますが)もう学習済みになっています。数学については三平方が範囲外となりますが、丸山塾では学習する方針としています。三平方で解くと楽な問題も、頑張れば相似・合同などを用いて正解にたどり着くことが可能なケースがあるからです。それらの問題は三平方を使わないと思わぬ難問となるので、三平方を知っていることは無駄ではなく、かなり有利に働くでしょう。

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新型コロナウイルス感染予防対策として、引き続き換気・消毒・マスク着用など徹底していますが、今後インフルエンザの流行も懸念されますので、体調管理には十分注意していただくようお願いします。