夏を感じるような日も多くなり、マスクをしているのが不快になるほどです。学校行事も変則的になっていますし、どうしてもストレスは溜まりますね。そんな中で前期中間テストに突入することになります。

 今年からの中学校の学習内容は質・量ともに一層高度化しています。例えば、中3の英語には、従来高校で扱っていた、現在完了進行形や仮定法が導入されました。ゆとり教育への反動ということなのでしょうが、ゆとり以前と比べても、ずっと多くなっているのはどういう理由なのか理解に苦しみます。それはそれとして、生徒さんはじめ、学校や塾の現場ではその現実に対応しなければならないわけです。

 学習の方針も、新指導要領に応じて多少変えざるをえなくなっています。学習内容が増加してもさほど苦にならないくらい基礎学力がしっかりしていて知識も十分蓄積している人は、言ってみれば100点をめざして全範囲漏れのない勉強をしてくれればいいと思います。それに対し、余力の乏しいケース、学力、基礎知識に不安を抱えたケースでは、「あれも、これも」と頑張った結果、すべてこける、という最悪事態を避けることを優先して考えなければなりません。

 確実に得点できる分野というのを定めて、そこを死守すること、もう一がんばりすればできるようになるかもしれないという分野の克服に時間と労力を集中すること、ハードルが高すぎる分野はキッパリ捨てること、この3つを徹底するのが重要課題となります。

 企業戦略の「選択と集中」というのに近い考え方で、自分の学力でテストの得点を構築して行くことが必要なのです。どの分野に集中し、どの分野を捨てたほうがいいかがわからない場合は聞いてくれればお教えします。

 学校でやる単元テストや塾の月例テスト、自分の強み、弱みを知り、学習方針を決めるための判断材料になりますから活用して下さい。