夏期講習のお知らせ:お配りした別紙、またはこちら

受講料(8月分のお月謝が含まれています)

中1・中2:50,000円

中3:90,000円

講習前に面談を行えれば夏の学習予定を具体的に相談できます。ご都合をお知らせいただければ、面談の日時を決めてご連絡します。外部生の方はお問い合わせください。

梅雨に入り、天候にひきずられて身も心もパッと晴れやかにいかないような時期ですが、この不快な高温多湿(地理で習う温暖湿潤気候)のおかげで 日本は緑豊かな状態を保ってきたわけです。

ただ、この夏は猛暑が予想されているようですから今からめげてしまいそうですね。気を引き締め、水分補給を忘れずに乗り切りましょう。

前期中間あるいは一学期末のテストが終わったところですが、十分力を発揮できたケース、少し向上の手がかりが見えてきたケース、思うように結果が出せなかったケースがあると思います。満足のいく結果がなかなかでない場合、どうしたらよいでしょうか。

テストも、テスト対策の勉強も、ある意味で戦いであり、勝負です。学力面で不安のある場合は、基本的に不利な状況で試合に臨むようなことになります。

強い相手に対して、一方的な大敗をしないような戦い方、接戦に持ち込めるような戦術をさぐらなければなりません。そのための方策です。

 1 戦う気持ちを持つ

「精神論かよ」と思うかもしれませんが、戦う前からあきらめていたら話になりません。

少しずつでもポイントを取ってやる、という気構え、スポーツでも勉強でも不可欠なものです。「もう少し頭がよかったらなあ」などのないものねだりはせず、持てる力で何とかくらいつくためには、強い気持ちが必要です。

 2 戦える相手を選んで挑む

学力が十分でない人がいきなり強敵(難問)を倒したり多数の敵を圧倒(大量の問題を短時間で正解)したりはできません。

テストでは全問手をつける必要はないのです。解答用紙に空欄があることは全く恥じる必要はありません。テスト対策の勉強にしても、試験範囲のすべてをカバーする必要はありません。

得点できそうな分野に集中して、確実な理解をもって勝負に臨んでください。英単語や漢字などの暗記事項も、全部覚えるのが無理な場合は数を絞って、「これだけは絶対」というものを習得してテストを受けるようにしましょう。

とにかく戦線をムダに広げないことです。

3 小さな勝利、小さな前進を積み重ねていく

戦う相手を適切に絞り込むことができたら、全体の得点は高くなくとも、限られた局面では高い正解率を上げることができるはずです。

たとえば、計算問題はほとんど正解だった、などです。そういう、意図を持った戦い方による、計画通りの小さな勝利を自信にしていくことです。

いきなり80点、90点を取ろうと思うのではなく、「こういう問題は取ろう」と対策して「そういう問題はできた」という結果につなげること、その繰り返しで自信と学力を積み重ねていくことが重要です。

これらは力関係で劣るものが優位な者と戦う際の鉄則です。高い学力を持っている人には関係なさそうに思えるでしょう。

でも高い学力の人は難関校を受験することになる可能性が高く、場合によっては弱者の戦略を取る必要が出てくることも考えられます。難関突破を目指す時の考え方として、参考にしてください。