【受験生の勉強法】

受験生が他の学年の人と違うところは「今日は気分が乗らないから勉強しなくていいや」という日を作れないところです。今ひとつやる気がしなくても否応なくやらなければいけないという時期に来ているということです。

どうすればいいかというと、自分の集中力の度合いによって、手がける勉強の種類を変えればいいのです。人によっては多少やる気がない時でも数学の計算問題くらいならできるとか、国語なら苦にならないとか、科目や分野による相性がさまざまにあると思います。それをよく考えて、自分の集中度に応じて振り分けるのが効率的な勉強法になります。

img_20161203_155145例えば、集中度3(周りの雑音が気にならないくらい)のときは数学の難問や、理科の苦手分野などに取り組み、集中度2(結構やる気がある感じ)のときは英語や国語の長文読解、社会の苦手分野などをやり、集中度1(やる気は今ひとつだけどしかたなく、という感じ)のときは数学の計算問題、英単語、漢字、理社の暗記などにあてるなどです。集中度3の貴重な時間を漢字の読みなどの軽い勉強にあててしまったら大きな損失になりますので注意してください。

自分にとってどの科目のどんな分野がどのくらいキツいのかしっかり把握することから始めて、負荷の大きいもの、比較的楽なものを表にしてみてください。やみくもに勉強するよりもきっと成果があげられると思います